芽室町の青木建設が災害ごみ分別
【芽室】町内の青木建設(青木昇社長)は18日、大同舗道(札幌、横平聡社長)と共に、台風10号の浸水被害で町内の住宅から出た大型ごみの分別作業に汗を流した。
両社は大同・青木JVとして札内橋の掛け替え工事を担当している。復旧作業の手伝いを芽室町に申し出たところ、浸水被害で出たごみの集積場としている国道38号北側の町有地での分別作業を依頼された。
雨が降る中、午前8時から両社の社員19人が黙々と作業。タイヤショベルなど重機5台も投入、幾つもの山となった大型ごみの中から、家電や畳、鉄くずなど重量のあるものを優先的に分別していった。
大同舗道の菅原貴康工事管理部工事課副長は「この場所がきれいになれば、被災者の方の気持ちも復興に向かっていけるのでは」、青木建設の大野和哉工事課長は「少しでも地元芽室の人の役に立てれば」と話していた。(澤村真理子)
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