チーモン丼に熱視線 都内物産展にも出展
【大樹】7月の「新・ご当地グルメグランプリ北海道2016in大樹」で初優勝した大樹チーズサーモン丼(チーモン丼)の注目度が高まっている。グランプリ優勝後からイベント出展依頼が相次いでおり、東京での物産展への出展も決まった。関係者は大樹町の一層のPRにつなげたい考えだ。
チーモン丼は秋サケと、町内の雪印メグミルク大樹工場で作られる「さけるチーズ」の天丼で、町の主要産業の酪農と漁業を象徴した新・ご当地グルメ。2013年に開発された。
開発以降、チーモン丼による地域活性化に取り組む「大樹チーズ&サーモングルメ地域活性化協議会」(一戸勉会長)が中心となって、道内の各種イベントに参加している。
出展回数が最も多いのは14年で、管内外のイベント計8回に参加し、チーモン丼を提供した。今年はグルメグランプリ優勝後から、出展依頼が相次ぎ、管内のほか「さっぽろオータムフェスト2016」など、10月までで7回を予定。9月28日~10月1日は、東京の西武池袋本店で開かれる「2016秋の北海道うまいもの会」に参加する。
また、町内でチーモン丼を提供する5店舗でも、注文が増えており、グランプリ優勝前後での提供数は1カ月当たりで倍になっているという。同協議会は「グランプリ優勝を機にチーモン丼でますます町をPRしていきたい」としている。
同協議会は、グルメグランプリの優勝記念キャンペーンとして、町内の提供店舗でチーモン丼を食べた人に「さけるチーズ」を1本プレゼントしている。期間は19日まで。(伊藤亮太)
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