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マチの活性化へ「黒の日」「逆ロックの日」イベント 池田

黒い炊飯器で炊きたてのごはんを試食に出した横田さん(左)と来店者

 【池田】町内の商店や飲食店を活気づけるイベントが6日に相次いで行われた。町商工会女性部(計良文子部長)が9月6日にちなんだ黒色にまつわる商品やサービスを提供する「黒の日」イベントを、町民有志の「ロゼロック普及委員会」(佐藤純委員長)は“逆ロックの日”として、ビールジョッキに氷を入れてロゼワインを飲むロゼロックを格安提供した。両団体はマチ中活性化のきっかけにと、今後もイベント企画を展開する考えだ。(関坂典生)

「黒」ちなみサービス
 「黒の日」イベントは町内16店が参加した。黒色の服装、黒色の小物を持って来店した人に、商品を「96円」割り引きにしたり、店舗の来店ポイントを増やしたりした他、独自の商品として黒いスイーツの販売、飲食店で「96分」の飲み放題企画など趣向を凝らした。

 参加店のヨコタデンキ(大通7、横田優店長)では、ふたが黒い炊飯器に着目して最新の「打込鉄釜ふっくら御膳」(日立製)をPR。炊きたての山形県産「つや姫」を試食に出した。

 来店した町内のパート竹内信江さん(74)は「買い物のついでに来た。イベントがあると楽しめる」と会話が弾んでいた。計良部長は「意識して黒いおしゃれな格好をしたお客さんに来ていただいた。何らかのイベントを今後も考えていきたい」と話す。

ロゼロックで乾杯をする佐藤さん(右)と来店者

ロゼロック100円で 6店フェア
 ロゼロックのフェアは町内の飲食店6店が参加した。町民用ロゼワインに氷を入れる池田町民愛飲スタイルは1973年から始まっており、町内の主要な飲食店で現在も1杯500円程度で提供中。フェアでは多くの人に飲んでもらおうと、最初の1杯は100円で提供した。

 フェアは6月9日(ロックの日)に町内飲食店5店で初開催、今回が2度目となった。料理店「香味屋」(東1条、田守修蔵代表)では30代を中心としたグループがロゼロックを注文。町内の会社員角谷まことさん(38)は「初めの1杯が100円は魅力的」と話し楽しんでいた。

 同店経営の田守サトさんは「イベントをきっかけに来てくれた人に、店のお得な晩酌セットも知ってもらえる」と、今後の来店にも期待する。フェアでは寄付金も集め、6月開催時に決めていたワイン城のある町として、熊本城の災害復旧支援に募金する。佐藤委員長は「飲み方をさらに普及していきたい」と今後もイベント開催を考える。

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