JR帯広-釧路間の普通列車が運行再開
JR北海道は4日午後、帯広発釧路行きの普通列車の運行を再開した。台風10号による全線運休以来、帯広発着の列車が運行したのは初めて。
帯広-池田間の河川増水が治まったことから、午前中の試験走行を経て再開に踏み切った。
帯広午後0時42分発の列車から運行を開始。この日は帯広発釧路行き4本、帯広発池田行き2本、芽室発帯広行き3本、芽室発池田行きと帯広発浦幌行き各1本の、下り11本と、釧路発帯広行き、帯広発芽室行き、池田発芽室行きの各2本で上り6本。
JR帯広駅では、通学列車となる午前の普通列車など、5日以降の運行本数については、今後の状況を踏まえ、夕方には決定する予定。
なおスーパーおおぞら、スーパーとかちの各特急列車の再開については「具体的な期日などの見通しは立っていない」(同駅)としている。
(中島佑斗)