連盟旗野球大会中止 十勝川河川敷球場が損壊
帯広軟式野球連盟(伊藤宣孝会長)は1日、主催する第39回連盟旗争奪大会の中止を決めた。台風10号による十勝川の増水で会場の十勝川河川敷野球場が使用できなくなったため。同大会の中止は過去に例がなく、伊藤会長は「一日も早い施設の復旧を願いたい」としている。現在行われている第23回クラブ対抗大会は帯広南町野球場に変更し、継続実施する。
1日に市内で緊急理事会を開いて決定した。今季は6月から悪天候が多く、主催5大会(丸山杯兼支部長杯、文部科学大臣杯、職場対抗、クラブ対抗、連盟旗争奪大会)の日程が大幅にずれ込んでいた。
十勝川河川敷野球場は、グラウンドの土が流失し、最大で50センチほど深く掘れている。バックネットやベンチも破損するなどして復旧の見通しが全く立たない。市教委スポーツ振興室は同河川敷の各スポーツ施設の使用を当面禁止し「来週中に各関係団体を集め、現状説明と今後について話し合う」(敦賀光裕室長)としている。(内形勝也)
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