国道336号も通行止め 十勝と道央結ぶ交通網寸断
台風10号の接近に伴い、国道336号広尾町ビタタヌンケ-日高管内えりも町目黒間(3・8キロ)は30日午後10時、越波の恐れがあるために通行止めとなり、十勝管内と道央圏を結ぶ主要国道が全て不通となっている。
同日午後11時現在、国道274号日勝峠と同236号天馬街道は大雨のため、同38号狩勝峠は上川管内南富良野町内で起きた土砂崩れで新得町新得-南富良野町幾寅間(30・6キロ)で不通となっている。同273号三国峠は上川管内上川町内で橋が損壊するなどで20日から通行止めが続いている。道東自動車道も十勝清水インターチェンジ(IC)-占冠IC間が同午後10時半現在、雨のために通行止め。
また、JRが全便運休となっている他、十勝と道央を結ぶ道東自動車道も通行止めに。十勝に関係する国道の相次ぐ通行止めも重なり、主要交通網が寸断した状態。迂回路はオホーツク管内遠軽町経由に限られている。
JRは札幌-釧路・帯広間の特急スーパーおおぞら、同スーパーとかちが30日は終日運休、31日も始発から8本の運休が決まっている。
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