国道38号狩勝峠が通行止め 土砂崩れ発生で
台風10号接近による大雨に伴い、上川管内南富良野町内の国道38号で土砂崩れが発生したため、道開発局は30日午後8時40分、狩勝峠を含む新得町新得-南富良野町落合間(19・3キロ)を通行止めにした。巻き込まれた車両やけが人はなかった。
帯広開発建設部によると、土砂崩れは狩勝峠の旭川側で発生した。現場は雨が降り続いていて復旧作業に入れる状況になく、同午後9時現在で通行再開のめどは立っていない。
十勝と道央圏を結ぶ国道は30日午後9時現在、274号が日勝峠を含む上川郡清水町清水-日高管内日高町千栄大颱橋間(37・7キロ)、236号(天馬街道)は広尾町上トヨイ基線-日高管内浦河町上杵臼間(27・8キロ)が大雨のため通行止め。273号三国峠も20日から不通となっている。道東自動車道も十勝清水インターチェンジ(IC)-占冠IC間が雨のために通行止めとなっている。
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