うどん3種食べ比べ 新麦を試食 麦感祭でも提供
【音更】町内の浅野農場(西中音更北14、浅野雅義さん経営)で21日に開かれる町の収穫感謝祭「麦感祭(ばっかんさい)2016」(実行委員会主催)を前に、会場で提供する町内産の小麦を使ったうどんの試食会が16日、たけなかファーム(同、竹中政則さん経営)で行われた。
長雨や日照不足の影響を受けた今年の小麦の品質を確認しようと、例年にはない形で初の試食会を企画した。地元の農家、帯広畜産大学の農業サークル「あぐりとかち」に所属する学生ら関係者約20人が同ファームの車庫に集まった。
浅野農場で収穫した「きたほなみ」と町内産の「春よ恋」を製粉化した新麦を使い、幕別の土井澄秀さん(83)が手打ちに協力。(1)きたほなみと春よ恋を50%ずつブレンド(2)きたほなみ20%で春よ恋を80%ブレンド(3)春よ恋100%-の3種類のうどんを7食分ずつ用意し、食べ比べた。
参加者は「きたほなみ本来のコクを感じる」「風味が豊かでうどんに合う」などと感想を述べ合い、新麦の食感を確かめた。
麦感祭当日は、きたほなみと春よ恋を50%ずつブレンドしたうどんを500食ほど販売する予定。中橋晴樹実行委員長は「今年も味は良好。皆さんにおいしいうどんを提供できそう」と話した。(小縣大輝)
<麦感祭>
21日午前10時~午後2時。雨天決行。定員500人。参加費は事前に申し込めば飲食代込みで大人2500円(当日3000円)、中高生500円。小学生以下無料。19日までにファクス(0155・67・6307)かEメール(bakkansai2016@gmail.com)で申し込む。問い合わせは事務局のNPOコミュニティシンクタンクあうるず(0155・67・6305)へ。
◆麦感祭について
・麦感祭2016-Facebook