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職種横断地域包括ケア考える 9月「ケア・ドゥ北海道」

実行委のTシャツやポスターを掲げ、イベントをPRする山田医師と松山実行委員長(左から)

 【芽室】地域包括ケアに関わる医療や福祉、保健、教育といった人たちが交流する多職種横断の“出会い系”イベント「Care Do北海道2016inとかち」が9月17日、芽室町の駅前プラザ「めむろーど」で開かれる。コーヒーなどの飲み物を片手に、話題提供者の話を聞き、職種の垣根を越えて語り合う。

 道内の医師や訪問看護師、福祉職、行政職員らで構成する実行委員会の主催。札幌や旭川で開催し、今年4回目。十勝では初開催で、実行委員長は訪問看護ステーション・かしわのもり(鹿追)の松山なつむ代表が務める。

 オープニングなど計7つのセッションを用意。管内では慶愛病院の真井康博院長や宮西義憲芽室町長、夢想農園(士幌)の堀田隆一さん・悠希さん夫妻などの登壇が予定されている。

 更別村国保診療所所長の山田康介医師が仲間に呼びかけて開催したのが始まりで、山田氏は「道内から医療、福祉関係者ら100~150人が集まり、交流を深め、その後の『ケアカフェ』の立ち上げなど連携事業につながったケースもある」と説明する。

 会場では役職や肩書ではなく、「さん」で呼び合う。参加対象は医師や看護師、薬剤師、保健師、社会福祉士、行政関係者、NPO、教育関係者、地域活動に関わる人などを想定、参加費は1000円。

 松山実行委員長は「子供連れでも良く、出入り自由です。地域包括ケア推進の仲間づくりに活用を」と呼びかける。午後1時から同5時半。問い合わせは事務局(080・5587・3051)へ。(佐藤いづみ)

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