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新たに3商品発売 そばの新得物産

町特産のそばを使ったドレッシング、ようかん、蒸しケーキ(右から)

 【新得】町特産のそばを製造・販売する新得物産(町基線104、清水輝男社長)は、昨年度の農林水産大臣賞に選ばれた同社サホロ農園のそば粉をぜいたくに使った「おそばの実ドレッシング」と、「新得おそばの蒸しケーキ」「新得おそばのようかん」を発売した。隣接する同社グループの「新得そばの館」などで取り扱っている。

 同社はそばを使った加工品として「新得そばかりんとう」「そばの実クランチチョコ」「新得そばの実きな粉豆」と3種類の菓子を販売している。第22回日本そば博覧会(そば博)in十勝新得町(9月19~25日)の開催で全国からの来場者が見込まれることから、土産物のバリエーションを増やして新得そばをさらに広くPRしていこうと、新たに3商品が加わった。

 そばの館レストランで提供する「サラダそば」で使用の一押しドレッシングを商品化。新得産そば粉をばい煎加工したドレッシングはルチンやコリン、ビタミンB1・B2、必須アミノ酸や食物繊維が豊富に含まれており、同社管理部主任の赤木教仁さんは「季節の変わり目に体調を崩さないためにも勧めたい」と話す。冷そばや野菜など合うという。

 そば粉を使ってふんわり焼き上げたクリーム入りの蒸しケーキは、甘さ控えめでそばの香りが楽しめる。ようかんもそば粉の味を引き立たせるためにインゲン豆を使う工夫を施した。赤木さんは「新得の新しい名物として成長してほしい」と期待している。

 ドレッシングは標準小売価格800円、蒸しケーキが同500円、ようかんが1000円(すべて税別)。同社インターネット通信販売や相馬商店(町本通南1)、サホロリゾートでも取り扱っている。問い合わせは新得物産(0156・64・5213)へ。
(小寺泰介)

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