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早朝限定、野菜直売マルシェ好評 芽室「なまら十勝野」

旬の野菜が並び、リピーターも多い「なまら十勝野マルシェ」

 【芽室】取れたてを「1個」から-。町内の若手農家グループが株式会社化した「なまら十勝野(とかちや)」(小山勉社長)が、町中心部のフリースペース「リビングカフェ ENGAWA」(本通3)に野菜直売のマルシェを開設した。グループの13戸がパートナーファーマーとして自ら生産した新鮮野菜を持ち寄り、交代で店頭に立ちながら、週に5日の早朝営業を続けている。

 同グループは消費者と農家をつなげようと、2007年に有志で発足。野菜のおいしさを求めながら、スーパーでの対面販売や異業種との交流などに取り組んできた。メンバーは20代後半から40代前半までの若手農業者で、今年6月、各農家の野菜を自社ブランドとして販売する株式会社を立ち上げた。

 今回のマルシェは今月9日にスタート。各農家が朝取りも含めた“こだわり野菜”を持ち寄り、午前6時から時間限定で販売している。この時期はダイコン(1本130円)やブロッコリー(1個170円)、パプリカ(同210円)など25~30品種が店頭に並び、さまざまな野菜を「1個」から買えると好評。23、24日にはパートナーファーマーの1人、末吉弘明さん(37)が生産した雪室貯蔵のジャガイモでフライドポテトも販売した。

 店頭では13戸のメンバーが毎回、交代で接客に当たり、帯広から子ども連れで訪れた高松優里さん(31)も「作っている人の顔を見ながら買えるのがいい」と笑顔。リピーターも多く、取締役の堀井和宏さん(43)は「地元で直売する喜びを、お客さんとの対話から感じている」と話す。

 23日にはスイートコーンの予約受け付け(ゴールドラッシュ10本入り、1250円)を開始。8月上旬ごろには、朝もぎのゆでとうきびの販売も始める予定という。営業時間は午前6時~同8時。月・木曜日は定休。問い合わせは、なまら十勝野(電話・ファクスとも0155・62・8166)へ。(金谷信)

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