道の駅おとふけ 包装紙デザイン刷新
音更の地図が細かくデザイン化された新包装紙
【音更】町物産協会（笠井安弘会長）は、道の駅おとふけ（町木野大通西１９ノ５、町特産センター）で買い物客のギフト用に使用している包装紙のデザインを刷新した。町内の主要な施設や道路、景観などを配した町一帯の地図をデザイン化し、観光客へのＰＲにも一役買っている。
これまでは町商工会が制作した町内の地図がデザイン化された包装紙を使っていたが、在庫が少なくなってきた上、町全体がより一目で分かるような新デザインを取り入れようと、広告宣伝などを手掛けるプロコム北海道（帯広）に提案。同社は４年前にも同道の駅の包装紙の新デザインとして、町の代表的な特産品を町名にちなんで音符型にあしらったピンク色のラッピングを考案しており、現在も祝い用に使われている。
今回、同社に４月に入社した制作部所属の前田桃子さん（２２）＝山形県出身＝がデザインを担当。国道２４１号や道東自動車道音更帯広インターチェンジといった主要道路、役場や文化センターといった主要施設に加え、コンビニやガソリンスタンド、温泉施設など観光客が立ち寄る場所をマークで記した。また、公園でたびたび見られるエゾリスや冬の使者と呼ばれるオオハクチョウなど音更を代表する動物、周囲を取り巻く景観も前田さんの“遊び心”としてイラストに落とし込まれており、「開いた後も楽しんで使ってほしい」（前田さん）と話す。
サイズは７６・５センチ×５４・５センチ。１０００部作製し、今月８日から使われている。同協会の小椋淳子主任は「この包装紙を通じて少しでも音更に興味や関心を持ってもらえれば」と期待している。（小縣大輝）
