ＰＲバッグ完成 日ハム応援大使の幕別・清水
幕別町のジモトート
【幕別・清水】プロ野球北海道日本ハムファイターズと札幌の企業の連携で、球団の市町村応援大使のいる幕別と清水のオリジナルトートバッグが製作された。両町内の観光地や名物などが描かれ、応援大使の選手の缶バッジが付いている。今年２、３月にインターネットで市町村ごとに出資を募って製作され、今月出資者に送付される。
トートバッグはジムニーワークス（本社札幌）が、名所や名物をデザインした「ジモトート」として、これまでも道内各市町村で製作。今回はインターネットで出資を募る「クラウド・ファウンディング」を利用し、出資金が集まりづらい小規模自治体のバッグを作った。
１口２０００円で１市町村１００口（２０万円）以上集まった自治体のバッグが製作され、幕別、清水とも１００口以上の出資があった。バッグのデザインは出資者からの意見を基にデザインした。
清水町のジモトート
ファイターズの応援大使は、選手が担当となった市町村の地域活性化に一役買う企画。今年は幕別の担当が大谷翔平、市川友也両選手、清水は杉谷拳士、淺間大基両選手となっており、ジモトート製作は応援大使のいる全道１８市町村が対象で、１２市町で出資が１００口を超えた。
幕別町では大谷選手が大使ということもあって１６９口の出資があり、町内だけでなく道内外から「幕別に行ったことがないが、ぜひ行きたい」などのコメントも出資者からインターネットの募集ページに寄せられた。デザインはパークゴルフやナウマンゾウ、特産の農産物などが描かれている。町は町出身の五輪出場選手らにも寄贈し、町のＰＲに役立てたい考え。
清水町のバッグのデザインはご当地グルメの「牛玉ステーキ丼」や乳牛、十勝千年の森のセグウェイなどが描かれている。（眞尾敦）
