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町長室にサンタの折り鶴 広尾

町長室に置かれているクリスマスツルー

 【広尾】町役場の町長室にサンタクロースの格好をした折り鶴「クリスマスツルー」が飾られている。町内に住む中野裕子さん(67)の親戚が1枚の折り紙から作ったもので、中野さんが町に贈った。中野さんは「愛と平和を理念とするひろおサンタランドにちなんで折られたツルを見てもらいたい」と話している。

 折り鶴は、それぞれの高さが1、3、5センチの3体が木製の板に乗っている。ツルが白、赤2色のサンタクロースの服を着ているように折られており、帽子もかぶっている。

 折ったのは、中野さんのいとこの孫で札幌出身の有澤悠河さん(18)。有澤さんは子供のころから折り紙が好きで、折り方を研究し、独自に興味のある楽器や昆虫を作ってきた。オリジナル作品は50種類以上に上り、腕前は展示会を開くほど。複数のメディアでも取り上げられている。

 昨年10月に札幌市内で開かれていた展示会で並んでいた「クリスマスツルー」を中野さんが見つけ、平和を理念とするサンタランドの広尾にふさわしいと思い、有澤さんに制作をお願いした。

 ツルは小さいものから順にそれぞれ5、10、15センチ四方の折り紙で作った。1体作るのに1時間を要したという。有澤さんは「日本の昔ながらの平和の象徴であるツルとサンタクロースの組み合わせを見てもらいたい」としている。(伊藤亮太)

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