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「十勝清水にんにく」収穫ピーク

丸々とした「十勝清水にんにく」の収穫がピークの宮川さんの畑(6日午前10時ごろ、清水町熊牛で。金野和彦撮影)

 【清水】JA十勝清水町(串田雅樹組合長)が栽培する「十勝清水にんにく」の収穫作業が最盛期を迎えている。玉太りした白いニンニクが、次々と掘り出されている。

 作付面積は昨年より3ヘクタール増の計21ヘクタールで、20戸が栽培している。食の安全に対する消費者意識や健康志向の高まりで、近年は国産ニーズが増加。同JAでも牛ふんや鶏ふんによる独自の混合ペレット堆肥「しみず有機」を使った農産物ブランド「とれたんと」の一つとして特産化している。8月には熟成発酵させた「黒にんにく」の加工設備も増設する。

 町熊牛の同JAにんにく部会長宮川司さん(36)は約1・8ヘクタールを栽培し、家族4人で2日に収穫を始めた。専用収穫機で引き抜き、真っ黒な土が付いたニンニクは、自動で葉を落としてケースいっぱいに収まった。

 宮川さんは「低温で肥大に心配があったが、まずまずのでき。清水産は香り豊かで糖度も高く、どんな料理にも合う」と話した。

 今月中旬には全戸で収穫を終え、1カ月ほど乾燥させて昨年より30トン以上多い約100トンを札幌市などへ出荷する。(小寺泰介)

関連写真

  • 十勝清水にんにくの収穫ピーク 2

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  • 十勝清水にんにくの収穫ピーク 3

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  • 十勝清水にんにくの収穫ピーク 4

    十勝清水にんにくの収穫ピーク 4

  • 次々とコンテナ一杯に収穫される「十勝清水にんにく」((6日午前10時ごろ、清水町御影の宮川さんの畑で。金野和彦撮影)

    次々とコンテナ一杯に収穫される「十勝清水にんにく」((6日午前10時ごろ、清水町御影の宮川さんの畑で。金野和彦撮影)

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