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旬のラワンブキ、ランチで堪能 足寄「畑でレストラン」

ラワンブキの料理を楽しむ参加者(折原徹也撮影)

 【足寄】道内の食材を使った料理を生産地で楽しむ「畑でレストラン」(コープさっぽろ主催)が19日、町内の鳥羽農場(鷲府56、鳥羽秀男代表)で開かれた。参加者はこの時期が旬のラワンブキ料理をランチで味わった。

 同企画は、道内の優れた食材や食育などの取り組みを顕彰する「コープさっぽろ農業賞」の受賞生産者の畑で開催。鳥羽農場は2014年に同賞特別賞を受賞している。コープさっぽろの組合員向けのツアー。

 札幌や十勝を中心に道内各地から47人が参加。地元足寄からは安久津勝彦町長やJAあしょろの新津賀庸組合長らも参加した。

 メニューは札幌で中華レストラン「中国菜家 季璃香(きりか)」を営むオーナーシェフ石井登さん(55)が担当した。石井さんは小学生から高校まで足寄で過ごし、鳥羽代表と足寄高校時代の同級生。

 この日、ラワンブキを使ったメニューはテリーヌ、チャイナフリット(てんぷら)、ホタテや十勝マッシュ、アワビ、ナガイモを葉で包んだ香り蒸しなど4品。石井さんが「ラワンブキは小さい頃から食べていたソウルフード。自分なりの解釈で作ったので、屋外の空気とともに料理を楽しんで」とあいさつ。参加者は農場内に設営されたテントの下で、道産ワインとともに、足寄の味を堪能した。

 オホーツク管内訓子府町から参加した菅野菊枝さん(59)は「てんぷらを初めて食べたがとてもおいしい。独特の香りとしゃきしゃきした食感が素晴らしい」と話した。

 鳥羽代表(54)は「ありがたい企画。これを機会に多くの人にラワンブキのおいしさを知ってほしい」と話していた。参加者はランチに先立ち、同農場でラワンブキ刈りを体験した。(鈴木裕之)

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