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認知症、走って応援 RUN伴7月から

締め切りを前にRUN伴のTシャツを着て張り切る参加者ら(前列右から5人目が荒事務局長)

 認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指し、たすきをつないで日本を縦断するプロジェクト「RUN伴(らんとも)」(NPO法人認知症フレンドシップクラブなど主催)が7月から始まる。今年も十勝地域がリレールートに入ったことから、福祉関係者を中心とする管内参加者は「前回より規模を大きくして盛り上げたい」と張り切り、さらなる参加を募っている。

 RUN伴は認知症支援を示すシンボルカラーのオレンジのオリジナルTシャツを着て、定められたコースをチーム(3人以上)ごとに走る。走行は早歩き程度で一歩から参加できる。

 2011年に函館-札幌300キロ、参加者171人から始まり、翌年は札幌-東京1200キロで743人参加、昨年は北見-福岡県大牟田3000キロで7775人が参加するなど全国に広がっている。
 十勝は14年に初めてルート入りし、昨年は30チーム150人が力走した。

 今年は7月2日に北見でスタートし、ゴールは沖縄(6500キロ)で11月26日の計画。十勝は7月2、3日に走り抜く予定だ。

 佐々木政人・北北海道ブロック実行委員長(清水)は「管内の具体的なコースは決まっていないが、昨年同様、足寄から本別と上士幌に向かう2ルートに分かれ、帯広で合流し、芽室、清水、新得と進めようと考えている」と話している。

 現在までに10チームが参加を表明、5月30日には現段階の参加者で決起集会を開いた。同クラブの荒浩美帯広事務局長は「認知症当事者も含め、多くの参加で地域の輪を広めたい」と話している。

 一般参加の場合は2500円。申し込みや詳細などの問い合わせは専用HP(http://runtomo.jimdo.com/)か、佐々木実行委員長(090・7645・5932)へ。(佐藤いづみ)

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