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りくべつ鉄道出発進行 乗車体験運行も

今季営業が始まった「りくべつ鉄道」の気動車に乗り込む家族連れ(23日午前9時50分、折原徹也撮影)

 【陸別】旧ふるさと銀河線の気動車や線路を活用した観光施設「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」(運営・陸別町商工会)の今季営業が23日、始まった。町民らが気動車の体験乗車や足こぎ式トロッコなどを楽しんだ。

 午前8時45分から、旧陸別駅構内で開かれた安全祈願祭と出発式には関係者約30人が出席。町商工会の石橋強会長が「今年も安全第一で運行し、世界の鉄道のメッカにしたい」とあいさつした。

 初日の体験乗車は駅構内を往復するコースで、町内の滝田結菜(ゆうな)さん(6)=陸別小1年=は、弟翔梧ちゃん(4)=陸別保育所=、母明美さん(37)と短い列車の旅”を満喫。「走っているところが大好き。また乗りたい」と目を輝かせた。

 今季営業は10月30日まで。開場は午前9時~午後4時半。ゴールデンウイーク期間中の5月4日は「乗車体験特別運行」(小学生以上有料)として、駅構内から分線まで5・7キロを往復する。問い合わせは町商工会(0156・27・3161)へ。

 りくべつ鉄道は2008年に観光鉄道として営業を始め、今年9シーズン目。車両の運転や乗車体験が人気を集め、昨年の総利用者数は前年より200人多い6300人だった。
(鈴木裕之)

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