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ちゅうるいサイクルマップを製作 GPS連動も

忠類と周辺の自転車コースを掲載した「ちゅうるいサイクルマップ」

 【幕別】町は忠類地域周辺の自転車コースをまとめた「ちゅうるいサイクルマップ」を製作した。大樹町と更別村も含む中級者向けの中・長距離と、マウンテンバイク(MTB)向けの計3コースを掲載。スマートフォンなどで読み込むとコースの映像や地図によるナビゲーションが表示される「QRコード」も載せ、自転車愛好家の使いやすさに配慮した。

 忠類では昨年初めてMTBの全道大会が開かれ、極太タイヤの「ファットバイク」大会も地域の人が開くなど、自転車文化が盛り上がっている。町はこうした取り組みを受け、忠類を自転車のマチとしてPRしようと、デザイナーで自転車チーム「十勝バイシクルプロジェクト」代表の小川宣幸さん(帯広)の協力を得てマップを作った。

 マップでは中・長距離向けとして、忠類市街地から大樹町晩成方面、丸山展望台、更別村十勝スピードウェイ周辺を回る「忠類を見渡すコース」(73・3キロ)、大樹町晩成温泉やシーニックカフェちゅうるいなどを回る「海を見渡すコース」(61・2キロ)を掲載。MTB向けでは、全道大会でも使われる砂利道の「白銀台周回コース」(10・5キロ)を紹介している。

 中級者向け2コースはQRコードを読み込むと、全地球測位システム(GPS)を使ったナビゲーションが表示され、不案内な土地でも自分がコースのどこにいるかが分かる。MTBコースはコードを読むとインターネットの動画サイトで、空撮も交えた道MTB協会トライアルチャンピオンの佐藤穣さんのコース走行映像を見ることができる。

 コース上の写真撮影スポットや飲食、水道、トイレ所在地などの情報、簡易工具や空気入れなどがある施設も載せた。

 3000部を発行。南十勝の道の駅や、とかち帯広空港、観光地などに置いている。町忠類総合支所は「町全体として自転車の受け入れ体制をつくりたい。南十勝や十勝全体で連携して自転車で地域振興できれば」としている。

 問い合わせは同支所(01558・8・2111)へ。(眞尾敦)

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