十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

広報表紙に町民の絵や写真 芽室

表紙でリニューアルを伝える4月号の広報誌「すまいる」

 【芽室】町は6月号の広報誌「すまいる」から、表紙に町民から募集した手書きの題字や絵、写真を掲載する。広報誌を身近な存在に感じてもらうことが狙いで、事前に登録した町民のモニターが“記者”となり、広報誌の一部を執筆する試みも始める。

 町の広報誌は1949年に「芽室町民新聞」として創刊。67年から「広報めむろ」、96年から現在の「すまいる」の名称で発行してきた。子育てや防災、健康などの分野別に分けるとともに、町の話題を紹介する「総合情報誌」と位置付け、毎月40~60ページと豊富な情報量を誇る。

 一方、町企画財政課は「行政と町民との距離感を縮め、まちづくりの土台にしたい」(渡辺浩二広報広聴係長)と町民参加型の広報誌づくりを模索。6月号から現在の横書き左開きから、多くの雑誌類と同様の縦書き右開きに変更するのに合わせ、新たな取り組みを企画した。

 表紙の題字は「すまいる」または「Smile」の文字を手書きし、季節に合った絵を添える。広報誌に同封の「ホットボイスはがき」を利用して応募する。

 表紙一面に使用する写真は、町内のイベントや農作業などで撮影した「人の笑顔と季節感を表現した写真」がテーマ。広報誌発行日(12日)の1カ月以内に撮影したものが望ましい。締め切りは表紙と絵が発行する前月の15日、写真は同27日。

 また、広報誌に意見する「すまいるモニター」の新たな役割に、町民目線で取材し、原稿を執筆することを加える。渡辺係長は「長年『1万9000人でつくる』とうたってきたこともあり、町民が芽室に愛着を持つきっかけになれば」と期待している。

 モニター希望など問い合わせは町企画財政課(0155・62・9721)へ。(深津慶太) 

更新情報

住民参加型予算制度に向け研修会 中札内村議会

紙面イメージ

紙面イメージ

5.3(金)の紙面

ダウンロード一括(68MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME