町のPR動画、HPで公開 浦幌 CMバージョンも
【浦幌】町は観光客誘致や移住促進などをPRする4種類の動画を制作した。町のキャラクターによる概要紹介、「ここはどこ」と問いかけるCM、「浦幌の歌」のミュージックビデオなど、遊び心を加えて工夫を凝らした内容。1日から町のホームページで公開している。
町が2カ年、500万円をかけて制作。プロモーション映像の制作は1999年以来となる。
浦幌町ガイド「うらほろLOVE」は自然などの概要や歴史、産業、うらほろスタイル、イベントとアクセスなどを、町のキャラクター「うらほ」「ほろま」が案内する内容で、時間は約29分。移住定住プロモーションビデオ「うらほろLIFE」は、町のイメージや移住者のインタビュー、施策などを約8分で紹介する。
CMバージョンでは、町内の風景などを背景に「42・48」(北緯)、「143・30」(東経)、「729・85」(面積)、「1903」(鉄道開通年)と「感動率99・9%」の数字を出し、少女が「ここはどこ」と問いかけ、浦幌町に関心を持ってもらう内容。15秒と60秒の2種類がある。
町出身のミュージシャン廣川冠太さん(24)=帯広在住=が2013年に作詞作曲した「浦幌の歌」のミュージックビデオも制作。歌詞に合わせた映像となっており、観光スポットに加え「スパカツ」「留新温泉」なども登場する。
「うらほろLOVE」以外の3本は4月1日から町のホームページで公開している。町では「町の魅力を伝えられる映像になった。有効に活用したい」とし、町民の集まる場やふるさと会、移住プロモーションなどで活用していく方針。問い合せはまちづくり政策課広報広聴係(015・576・2112)へ。(末次一郎)
◆うらほろライフについて
・浦幌町移住定住プロモーション映像「うらほろLIFE」-YouTube