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若者の夢実現支援、「カタリBar」発足 更別

第1段のイベントをPRするポスターと実行委の亀井代表

 【更別】起業や観光振興、特産品開発などに興味を持つ若者が集い、情報交換や人脈を作る場を提供する「村民大学『夢と未来のカタリBar』」(亀井秀樹代表)が、2月29日に村内有志によって発足した。第一弾の講座として16日にさらべつ街なか交流館ma.na.ca(村更別南1線)に岡山県から出張日本酒バーを招き、「酒と女将とまちと未来と」と題したイベントを開催する。

 主体的に行動できる人材育成を目的に、地元の活性化について個々に思い描く構想などを真剣に話す機会を提供、地域のさまざまな課題を自分ごととして捉えてもらう。村地域おこし協力隊員の亀井秀樹さん(34)が、村商工会青年部やJA更別青年部の会員ら若者に声を掛けて同プロジェクトを企画、運営組織となる実行委員会を立ち上げた。

 実行委は、飲食を交えたリラックスした雰囲気の中で提案や質問、アドバイスを交えた議論を行い、情報交換やネットワーク構築のための交流の場づくりを目指す。また、金融機関や経営者もその場に呼び、支援プランや実例紹介も合わせて行うことで、夢の具現化も検討することができるという。村のふるさと創生基金を活用して補助を受けた。

 第一弾イベントでは、林業を軸とした地域再生成功モデルとして注目を集める岡山県西粟倉村で、酒屋と出張日本酒バー「酒うらら」を手掛ける地域おこし協力隊員・道前理緒さん(33)を招いた出張バーを行う。道前さんが、起業した経緯なども紹介するという。

 実行委は20~40代の若手の参加を呼び掛けている。定員は先着20人程度。午後6時開場。参加費は2500円(軽食あり)。実行委の亀井代表は「おいしい酒を片手にまちの未来を語ろう」と参加を呼び掛けている。問い合わせは(yume.mirai@outlook.com)へ。
(小寺泰介)

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  • 第1段のイベントをPRするポスター

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