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オリジナル曲札幌で披露へ 広尾サンタランド・ジャズスクール

オリジナル曲の仕上げに励むメンバー

 【広尾】町内を本拠地とする小中高生ジャズバンド「広尾サンタランド・ジャズスクール」(土屋雄嗣代表)が、初のオリジナル曲を制作した。道内5地域6ジュニアジャズバンドが共演する「ともだちコンサート」(27日・札幌)で初披露する予定で、同バンドは「格好良いジャズ」を発信しようとオリジナル曲に磨きをかけている。

 オリジナル曲は、同コンサートに出演する6バンドの中では初めての試み。同スクール講師でプロサックス奏者の小野健悟さん(43・札幌)が、メンバーの希望する曲のイメージを元に作った。

 タイトルは未定。管楽器で奏でる力強く滑らかなメロディーにドラムなどリズム隊がメリハリを加える主旋律から、中盤は流れるような雰囲気の曲調に変化する表現力豊かな楽曲に仕上がった。

 小野さんは曲について「地域イメージや伝統的なジャズの形に制約されないスタイリッシュで『格好良いジャズ』。大人になっても格好良いと思える曲を目指した」と語った。

 14日は、自宅で練習してきたメンバーの演奏を小野さんが一音一音確認し、音の強弱などを指導した。21日には本番前の最後の仕上げに汗を流した。

 トランペット担当の亀田紬さん(広尾小6年)は「“今(いま)っぽく”て明るい感じがする曲。27日は格好良さを生かせるような演奏がしたい」と話していた。(石原秀樹通信員)


◆広尾サンタランド・ジャズスクールについて
広尾サンタランド・ジャズスクール-ホームページ

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