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正月食材求め、決戦の大晦日 小売店にぎわう

口取り菓子などを求める客でにぎわう売り場(31日午前10時50分ごろ、フクハラいっきゅう店、折原徹也撮影)

 2015年最後の日の31日、帯広市内のスーパーでは、午前から元旦の食材や正月用品を求める消費者でにぎわった。

 10月にリニューアルオープンした食品スーパー管内最大手福原(帯広)のフクハラいっきゅう店(西19南2)は、午前10時の開店とともに買い物客が次々と来店し、口取りや海産物が並び、迎春ムードあふれる店内で今年最後の買い物を楽しんだ。

 岩見沢市から帰省した孫らと買い物に来た市内の中屋敷薫さん(67)は「孫の好きな毛ガニや、正月に家族で食べる鍋の具材を買った。来年も良い年になれば」と話した。

 この数年、大みそかまで営業し、元旦から初売りする小売店が管内でも増え、かつての歳末商戦の雰囲気は薄れてきている。

 市内大型店では、イオン帯広店、イトーヨーカドー帯広店、長崎屋帯広店、MEGAドン・キホーテ西帯広店、マックスバリュ北海道のいちまるの一部店舗、100満ボルトなどが新年1月1日から営業する。
(長田純一)

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