道新幹線のモザイクアート制作 下音更中
【音更】下音更中学校(打田陽一校長、生徒449人)の1年生が、ペットボトルのキャップを使ったユニークなモザイクアートを制作した。来春開業予定の北海道新幹線「はやぶさ」をデザインし、レール上を走行する姿を鮮やかに表現した。
作品は縦1・8メートル、横2・7メートル。ペットボトルのキャップ6000個を使った。1年A組の学校祭(4日)のクラス制作として取り組み、担当の生徒約15人が9日間をかけて作り上げた。新幹線の写真をスマートフォンのアプリでドットに分け、配色を考えてキャップを配置した。足りない色はポスターカラーで着色した。
制作メンバーリーダーの伊藤明依さん(13)は「北海道の代表なのでぜひPRできれば」と話し、担任の出村聖教諭も「キャップを使うのは珍しい。いいところに目を付けた」と感心していた。1年A組では、学校祭終了後も教室で作品を展示している。(川野遼介)