自然「サイクリングマップ挑戦した結果は…」 まちマイ上士幌編
豊かな景観の中を走ると爽快な気持ちに
上士幌と言えば自然豊かな景観が魅力の１つ。その魅力を直に味わおうと、秋晴れが広がった９月中旬、自転車で里山を駆け抜けてみた。
町が昨年製作したサイクリングマップの中から、最も距離の短い「畑の中を抜ける里山コース（延長２７キロ）」を選んだ。ここ３年、趣味のサイクリングから遠ざかっていたため、まずは初心を心掛けた。
比較的に平たんなルートが続く同コース。最初の目的地の旧東居辺小学校跡まで直線路が続き、畑の中を爽快に走った。だが、この後は１０％勾配が１キロ続く登り坂。愛車はなかなか前に進まず、登り切ったと同時に小休止。息を整えて再び踏み出したが、道を間違えて迷走する羽目に。足や尻、腰の傷みに精神的ショックが加わり、１４キロ地点であえなくリタイアとなった。
走破の淡い自信は抱いていたものの、ブランクと準備不足を悔いる結果に。だが、大雪山系の魅力の一端を味わえたのは確かで、次こそリベンジと心に決めた。（富田英明）
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