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ランチ食べてネパール支援を JICAレストラン

代金の一部が募金となる「ネパール・ワンプレートランチ」と工藤さん

 ネパールで4月25日に発生した大地震を受け、国際協力機構(JICA)北海道国際センター(帯広)のレストラン(帯広市西20南6)で、被災地支援メニュー「ネパール・ワンプレートランチ」が提供されている。代金の一部が募金として現地に送られる。

 同センター職員の工藤成美さんが企画。工藤さんは神戸市のNGO(非政府組織)に所属していた昨夏、ネパールを2週間訪れており、「そのとき訪れた農村部では(地震で)9割近くの建物が崩壊し、畑にビニールハウスを作って暮らしている。何か手助けができれば」と考えた。

 ランチはカッテージチーズが入ったタンドリーチキンカレー、トマトベースで4種類の豆が入った豆カレーに、ナンと豆サラダ、野菜サラダ付き。現地の味に近づけ、10日から提供している。価格は750円で、うち50円が募金として日本ネパール協会を通じて現地に送られる。

 同レストランの営業時間は午前11時半~午後2時半(ラストオーダー30分前)、午後5時半~同8時半(同)で、ネパール・ワンプレートランチは昼だけの提供。この他、同センター内にはネパールの民族衣装や民芸品を集めたギャラリーも設置している。

 ランチ、ギャラリーとも9月末まで。問い合わせは同センター(0155・35・1210)へ。(津田恭平)

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