十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

小学生で習字8段取得 大樹の鎌田さん、武田さん

最高段位の8段を取得した鎌田さん(左)と武藤さん

 【大樹】大樹中学校1年の鎌田夢乃さん(12)と武藤楓花さん(12)が、公益財団法人日本習字教育財団(本部東京)から生徒毛筆部の最高段位「8段」の認定を受けた。試験を受けたのは小学6年生のときで、小学生の8段認定は珍しく、2人は「目標に届いてうれしい」と笑顔を見せている。

 2人は友人同士で、小学1年生から習字を始めた。大樹町日本習字書道会の小笠原みつ子さん(84)の指導を受けて力を付け、10級から6年間で位を上げた。

 2人は小学6年だった今年3月に受験。実技のほか、論文や書き順などを問う学科試験を受けて合格した。同財団によると、生徒毛筆部は幼児から中学3年生までを対象にしており、8段の試験を受けるのは大半が中学生。認定されるのは全国でも少ないという。

 練習は週1回、町勤労者センターで行われる1、2時間のみだったが、小笠原さんは「いつも一生懸命で、限られた時間での集中力が優れていた」と話す。

 2人は中学校でバレーボール部に入り、今後は書道に取り組む機会は少なくなるという。鎌田さんは「小笠原先生を信頼して頑張ってきて8段を取ることができた。一生の宝になった」、武藤さんは「先生が熱心に指導してくれて8段を取れた。とても感謝している」と話している。(伊藤亮太)

更新情報

夜空彩る1200発 上士幌で納涼花火大会

紙面イメージ

紙面イメージ

8.3(土)の紙面

ダウンロード一括(76MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年8月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME