ご当地カクテル「コスモヒート」誕生 大樹
【大樹】町高校通の飲食店「いさり火」(川股文店主)は、ご当地カクテル「コスモヒート」を考案した。ラムベースのカクテル「モヒート」にリキュールを掛け合わせ、宇宙をイメージしたブルーと町の花・コスモスを再現したピンクの2種類に仕上げた。1杯580円。
「地域に根付いた商品を開発することで、大樹を盛り上げようと考えた」と川股店主。昨年から町商工観光課商工観光係の藤谷満伸係長と「地域を盛り上げる一品を作ろう」と検討を重ねてきた。
ベースは「宇宙」を表す英語「cosmos」と、宇宙のまち・大樹の町花「コスモス」につなげて語調が合う「モヒート」を選択した。
こだわりは色付け。ミントが香るモヒートの味わいを損なわないようにリキュールの量を調整している。「ブルー」はブルーキュラソーで深みを、「ピンク」はウオツカにクランベリー果汁を加えたカクテル「コスモポリタン」でかわいらしさを出している。乳製品を少し入れることで絶妙な「濁り」も生み出している。
いずれも風味はかんきつ系。炭酸水も入っているため「すっきり、さっぱり味わえる」(川股店主)という。藤谷係長は「地域を盛り上げる逸品として活用してあえれば」と呼び掛けている。原則午後5時~同11時。不定休。問い合わせは同店(01558・6・3090)へ。(関根弘貴)