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十勝農園が魚介ビストロオープン

十勝産の鮮魚など展示した冷蔵ケース

 帯広市内のレストラン十勝農園(西1南9)は1日、十勝港(広尾町)などから直送される新鮮な魚介類を味わえる「北海道魚介ビストロ研究所」を開設した。同店2階に鮮魚を展示する冷蔵ケースや活エビなど泳がせる水槽を設置し、目と舌で魚介を楽しめる趣向だ。

 広尾漁協(亀田元教組合長)の協力で実現。同漁協が十勝港などで水揚げした魚介を直送し、120センチ×90センチの冷蔵ケースに並べる。客は調理前の魚を見て料理を注文できる。しけなどによる休漁日以外は毎日同港から旬の魚介が届く。

 この日は広尾産のオヒョウやアカガレイの他、干物のシシャモやホッケなどを並べ、カルパッチョやムニエルなどのメニューを用意。水槽にはボタンエビやアワビを入れた。魚介に合うワインの品揃えも充実させている。

 同店の馬渕善範総料理長は「広尾でしか食べられない魚も今後届く。自分で食べたい魚を鮮魚の状態で選べる楽しさも感じてもらえれば」とし、竹田晋二取締役総支配人は「十勝の山の幸、海の幸が一堂に会する。旬の味覚を提供したい」と話していた。

 魚介ビストロの提供時間は午後5時半~午後9時半(無くなり次第終了)。
(長田純一)

 


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