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菅野、五十嵐、石田、道ラグビースクール選抜入り

道ラグビースクール(RS)選抜の一員として、東日本大会での健闘を誓う帯広少年RSの3選手。左から菅野大雅(緑南中2年)、石田昌也(帯南町同)と五十嵐一真(帯四同)

 ラグビーの第12回東日本U15選抜大会(14、15日・茨城県水戸市)に出場する北海道ラグビースクール(RS)選抜に、帯広少年ラグビースクール(岸野純次校長)の菅野大雅(たいが、緑南2年)、五十嵐一真(かずま、帯四同)、石田昌也(まさや、帯南町同)の3人が選ばれた。菅野は昨年の同大会にも1年生ながら参加、今年は主将の重責も担う。3人はチームへの貢献を誓っている。(北雅貴)

 関東ラグビーフットボール協会主催の同大会には、東日本の中学校選抜とRS選抜の計25チームが参加。前年の成績などで第1~3のグループに分けられる。北海道中学選抜は第1、北海道RS選抜は第2グループで戦う。第2グループは8チームを2ブロックに分け、各予選リーグで総当たり戦を行った後、同順位同士のチームで、順位決定戦を行う。道RS選抜は昨年、3ブロックで行った第2グループで1勝1敗の2位。2位が集まったリーグでも1勝1敗の2位だった。

ピッチ内外まとめる 菅野
 菅野は175センチ、60キロ。「ピッチ内外でしっかりとまとめていきたい」と主将の自覚は十分だ。昨年は緊張のあまり、力を全く発揮できずに未熟さを痛感した。もう一度同じ舞台で戦うために練習に取り組み、フルバックとして得意の走力を生かした攻撃や、守備でも最後のとりでとして1対1で負けない強さを身に付けつつある。「選抜入りは光栄な一方、責任もある。勝ちにこだわる」と意気込む。

リズム持ち込みたい 五十嵐
 五十嵐は153センチ、43キロとチーム22人の中で一番小柄だ。機敏なスクラムハーフとして期待されている。道選抜は昨秋に経験済みだが「わずかな時間しか出場できなかったので、今回は少しでも多くピッチに立ちたい」と張り切る。低いタックルや、素早いパス回しでチームのテンポを操る。右のスクリューパスを苦手としていたが、この1年で成長した。「自分たちのリズムに持ち込みたい」と力を込める。

絶対に負けたくない 石田
 170センチ、60キロの石田はロックを任される。初の道選抜入りだ。2月上旬の選考会では声を出し、ボールのハンドリングに気を付けて結果を出した。本番ではタックルや、ラックなどの接点で「絶対に負けたくない」と気合を入れる。しっかりと指示を出しながらも、自分のベストのプレーを出し切り、今後の成長につなげる考えだ。「緊張すると思うが楽しみ」と心待ちにしている。

 チームは1年生が6人入る若いメンバー構成で、体の大きさこそないが機動力があり、スピードで勝機を見いだす。予選リーグは埼玉県中学選抜と茨城県RS選抜、新潟県RS選抜と対戦する。4年連続で指揮を執る小柴大地ヘッドコーチ(帯広少年RS中学生総務)は、「総合力は昨年と変わらない。全員が機能すれば良い試合になる」と期待している。

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