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道道忠別清水線で雪崩、36.4キロ通行止め トムラウシ地区孤立

幅10~15メートルにわたって崩れ、道路をふさいだ雪崩現場(帯広建設管理部提供)

 【新得】10日午前、新得町の岩松ダム付近の道道忠別清水線で雪崩が発生し、国有林1181林班-屈足264ノ3(ゲート)間の36・4キロが通行止めとなった。これにより、同町トムラウシ地区の町内会で最大42世帯92人、トムラウシ温泉国民宿舎「東大雪荘」で宿泊客42人と従業員17人が孤立状態となっている。

 雪崩が発生したのは同ダム近くの岩松覆道北側。道路脇の斜面が幅10~15メートルにわたって崩れ、道路をふさいだ。同日午前8時35分に十勝総合振興局帯広建設管理部に、通行人から通報があった。同9時すぎから雪を取り除く作業を始め、同10時前には緊急車両用に道路片側の通行を確保したが、正午現在、通行止めは解除されていない。

 現場では午前8時半ごろ、新得からトムラウシ方面に向かっていた乗用車の前方が雪に埋もれたが、後続のトラックが引っ張り救出した。けが人は出ていない。東大雪荘では同日中に出発する宿泊客がいなかったため、大きな影響は出ていないという。


◆通行止めについて
北海道地区 道路情報(PC、ガラケー用)-北海道開発局
北海道地区 道路情報(スマホ、タブレット用)-北海道開発局

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