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東海大学生ロケット1日2回打ち上げならず 大樹

濃霧の中で打ち上がる東海大学生ロケット38号機

 【大樹】東海大学の「学生ロケットプロジェクト」のメンバーが7~12の5日間、町美成の町多目的航空公園北側原野で、ロケット打ち上げ実験を行っている。2種類の推進剤を使った「ハイブリッドロケット」で、4機を予定。8日は初めて1日2回の打ち上げを予定していたが、2機目が濃霧で中止。打ち上げが成功した1機目もパラシュートが開かず、必要なデータを収集できなかった。12日に1機を打ち上げる見通し。

 メンバーら24人が来町。独自開発した酸化剤供給システムの技術を確認する36号機(全長1・8メートル、直径15センチ、重量9・5キロ、推力30キロ)とパラシュート開傘時に機体に掛かる力の度合いを見る37、38、39号機(全長1・5メートル、直径15センチ、重量7・3キロ、推力30キロ)の4回打ち上げる。

 8日は初の試みとして1日2回の打ち上げに挑戦。午前に38号機、午後に36号機を準備した。ただ、38号機の打ち上げには成功したが、高度300~400メートルに達した後、パラシュートが開かず予定のデータを取得できなかった。続く36号機は濃霧で実験を取りやめた。38号機は8日に回収できなかったが、9日に発見した。

 実験責任者の植松千春さん(工学部3年)は「なぜパラシュートが開かなかったか解析し、原因を究明したい。残る1機も安全に打ち上げたい」と話していた。

 宇宙観測ロケットの開発を目指す試みで、学生が独自に設計、実験データの解析に取り組んでいる。大樹では2004年からほぼ毎年実験を行っている。昨年8月に秋田県能代市で記録した高度2・4キロは現在の国内学生ロケット記録になっている。(関根弘貴)

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