働く女性を紹介 女性参画と移住の冊子作成 陸別
【陸別】陸別移住を応援する会(金子信行会長)が、町内で働く女性の暮らしぶりをまとめたリーフレット「陸別が好き。」を発刊した。それぞれの立場で陸別の魅力を語っている他、移住に関する情報も網羅している。
リーフレットは2014年度の内閣府男女共同参画局「地域における女性活躍推進モデル事業」の一環。陸別で輝く女性を紹介し、合わせて町内への移住をPRしようと製作した。
12年前に移住し、小利別でカフェ「tomono」を経営している坂井友子さん、30年以上も続く老舗スナック「未完星」(みかんせい)のママ上田紀子さん、りくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台の女性スタッフの佐藤麻奈美さん、平林真実さん、守屋来(きたり)さん、かつて町内唯一の銭湯だった「常磐湯」の番台に座り、現在は町保健センターの「ふれあいの湯」に務める小原春美さんなど9人を紹介。それぞれが陸別に移住するきっかけやくらしぶりを語っている。
「陸別ってどんな町?」をテーマにした座談会も掲載。子育て中の5人の女性がその暮らしぶりや仕事などについて対談している他、町の子育て支援制度の概要も紹介している。
医療や教育、住宅など移住に関する各種生活関連情報なども掲載している。B5判、48ページカラー。5000部作成し、東京陸別会員など町外在住の陸別町出身者に配布する。
8日、「しばれフェスティバル」会場でお披露目された。同会事務局の町総務課企画財政室は「女性がいきいきと暮らせる町だということをPRし、移住やちょっと暮らしに役立てたい」と話している。(鈴木裕之)