酔客の心満たす本格料理が人気、スナックアムール まちマイ芽室編
町役場からほど近い東1条通に面した「スナックアムール」(東1南2)は、常連客から「料理のレベルが高い」と評判だ。
店主の大友ひさ子さん(79)は1973年に町内で味精食堂を開店。その3年後、食堂隣にアムールを開いた。99年にはアムールを改装し、現在は娘のかすみさんと親子で店に立つ。
来店客にとっては2人の人柄もさることながら、セカンドメニューとして提供される料理も目当ての一つ。豚丼やラーメン、チャーハン、卵焼きなど本格的でボリューム満点の料理が酔客のおなかを満たす。
中でも人気の豚丼には、ひさ子さん自身もこだわっている。肉は町内のササキSPFファームで飼育された無菌豚の半ロース部分を使用。食堂経営で培った料理の腕前は健在で、この味を求めて訪れる客も多い。
「80歳になったら料理は作らないよ」と、ひさ子さんは笑うが、常連客は納得しないかも…。(田中佳行)
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