スニーカーにこだわり、ズック まちマイ芽室編
帯広との境に近い町の東外れに、靴を中心に取り扱うセレクトショップ「doek(ズック)」がある。
若者の集まる都会にありそうなお店で、オーナーの田浦啓輔さん(36)も「最初は帯広の中心街での開店を考えていた」という。しかし「芽室の広大な風景や雰囲気が気に入った」ため、4年前にこの地にオープンした。
バスケットボール経験者の田浦さんは、ナイキのバスケットシューズ「エアジョーダン」シリーズにこだわり、道内屈指の品ぞろえを誇る。目当ての一足を求めて、町内外からの来店はもとより通信販売の利用も多い。新品だけでなくユーズド(中古)も豊富。「新品はおろしにくいが、ユーズドならば普段履きにしやすい」。
ファッションアイテムのイメージが強いエアジョーダンを試合で履く人は少ないが、常連客らと立ち上げたバスケットチーム「doek」ではこれを愛用する人も多い。十勝の社会人リーグへの参戦も予定しており、試合を通じて愛するエアジョーダンの魅力を広めることが目標だ。
(安藤貴一)
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