道コカ・コーラとサンタ協定 広尾
【広尾】町と北海道コカ・コーラボトリングは23日、「サンタクロースの夢を育むまちづくりパートナー協定」を締結した。国内唯一のサンタランドならではのもので、両者ともに初の試み。同社がサンタのラッピングトラックを使う他、サンタメール事業拡大の協力に乗り出す。
「サンタのまち・広尾」とサンタクロースと同じ赤と白がトレードカラーの同社が“サンタつながり”で結び付いた。
連携の柱は「未来を担う子供たちが健やかに育つまちづくり」「安全・安心で誰もが健康に暮らせる、人と環境にやさしいまちづくり」「観光・文化・スポーツの振興に通じた、サンタのまちを応援するまちづくり」など。
当面はサンタ・トラック、サンタメール事業の他、サンタランドのキャラクター「さーたちゃん」をあしらった自動販売機を町内に設置し、サンタのマチを盛り上げる。
23日にサンタランドのシンボル・大丸山森林公園内「サンタの家」前で締結式が行われ、村瀬優町長と同社の橋田久男取締役(営業統括本部リテール事業部長)がサインを交わした。橋田部長は「互いのネットワークを通じてサンタ(の理念)を広めていきたい」とあいさつ。村瀬町長は「子供たちの夢を広げる地域振興を進めていきたい」と話していた。
(関根弘貴)