毛ガニに長蛇の列 海の幸うまいもん祭りにぎわう
【音更】「第18回十勝海の幸うまいもん祭り」が21日午前9時、オーケー音更店前で開かれた。毛ガニなど新鮮な海産物が市価よりも安く販売され、贈答用や年越し準備にと多くの買い物客が訪れた。
広尾、大樹、大津の3漁協の主催。十勝海産物の消費拡大を図るのが目的で、漁業者が対面販売した。
700匹用意した毛ガニ(大樹、Lサイズ1300円)には長蛇の列ができ、約40分で完売した。サケ飯ずし(大津、2300円)300個も15分で売り切れ、煮ダコ(広尾)や新巻鮭、イクラ、ホッケなども人気だった。
本州の親戚に贈る毛ガニと、自宅用の飯ずしを購入した音更町の主婦千石純子さん(58)は「十勝の毛ガニは評判がいい。喜んでほしい」と話していた。(池谷智仁)