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「ヌーボ」解禁で初のイベントにぎわう 池田

巨大グラスに注がれた新酒を味わう参加者(左)

 【池田】今年産ブドウで造った新酒「十勝ワイン ヌーボ 2014年」(赤・白)が27日、全国で解禁(発売)された。町内では同日午前から、管内外から訪れた観光客らが新酒の味を確かめようとワイン城などで買い求めた他、同日夜には、町内飲食店でヌーボ解禁を祝う初のイベントも開催。今年産は出来が良く、味わった人は「すっきりしておいしい」と顔をほころばせていた。

 ワイン城ではショップスペース開店直後から、ヌーボの赤・白を陳列。訪れた観光客や買い物客らが次々とボトルを手にしていた。

 池田町出身で現在は釧路市在住の紀國(きのくに)住枝さん(62)は赤・白とも購入。「地元・池田でワインを買いたくてたまたま寄ったが、解禁日とは知らなかった。お土産にする他、家に帰ってから飲むのが楽しみ」と笑顔を見せていた。

 同日午後6時からは、町内飲食店8店を会場に、解禁を祝う「ヌーボフェスタ2014」を開催。フリードリンクの「ヌーボ」と各店自慢の料理を組み合わせて楽しむ初イベント。開催前までに8店合計で約160人の予約があった。

 各店には町ブドウ・ブドウ酒研究所の内藤彰彦所長らが直径約20センチ、高さ約60センチの巨大グラスを持参して参加者に新酒を振る舞った。帯広市から訪れた林泰子さん(64)は「大きいグラスで飲むとすごくおいしい。味わいもすっきり」とし、町内から参加した丸山一江さん(75)も「今年はとても良い出来。町民として新酒を楽しめるのはうれしい」と話していた。

 「十勝ワインヌーボ」(720ミリリットル)は1本1360円(税込み)。赤は8000本、白は5000本。ボジョレーと同じ特殊な方法で造られ、赤(清見)は爽やかな味わい、白(ザラジュンジェ、バッカス)はフルーティーな味わいが特徴。問い合わせなどは同研究所(015・572・4090)へ。(井上朋一)

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