宇宙のまちの応援団 清信さん まちマイ大樹編
町内には民間の立場から「宇宙のまちづくり」を支える“応援団”がいる。毎年、小・中・高生を対象にした宇宙絵画コンクール「スペースイラストコンテスト」などを手掛ける「大樹スペース研究会」(福岡孝道会長、20人)の清信一士副会長(74)も、その一人だ。
同会は1988年、町内有志約10人で発足。当初はメンバーの大半が航空宇宙に対する知識が薄かったが「先進地の視察や大樹での実験見学・講演会などを通じて勉強した」という。
今では「大樹でどんな取り組みが行われているのか、ほとんど頭に入っている」。情報源は町が発行している宇宙新聞「Taiki AeroSpace News」など。毎号楽しみにしており、同会メンバーら仲間との“宇宙談義”に花が咲く。
「私たちが生きているうちに大樹から宇宙にロケットが届いてくれたら最高だね」。夢が実現する日をワクワクして待っている。
(関根弘貴)
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