ラリー北海道閉幕、４万６６２人観戦 十勝で１３年目
ポディウムの上で優勝を喜ぶヤン・コペッキー（車両右のドライビングスーツ）とチームＭＲＦのメンバー（２８日、塩原真撮影）
十勝５市町（帯広、陸別、足寄、本別、音更）で３日間行われたラリー北海道（アジアパシフィックラリー選手権＝ＡＰＲＣ＝第５戦・全日本ラリー選手権第７戦）は２８日午後、全日程を終えた。ＡＰＲＣはチームＭＲＦ（インド）から初参戦のヤン・コペッキー選手（チェコ、車両シュコダ・ファビアＳ２０００）が総合優勝を果たした。十勝開催１３年目を迎えた今大会の観客数は、各会場合計で４万７６６２人（主催者発表）だった。
ＡＰＲＣ総合２位には、ラリー北海道で６度の総合優勝を果たしている新井敏弘選手（スバルチームアライ、インプレッサＷＲＸ ＳＴＩ４）が入った。全日本は恵庭市在住の奴田原文雄選手（ＡＤＶＡＮ－ＰＩＡＡランサー、三菱ランサーエボリューション１０）が優勝した。
拠点の北愛国交流広場（帯広）で行われた表彰式では、ポディウム（表彰台）に上がった選手やチーム関係者に対し、全国から集まった多くのラリーファンが熱く祝福した。同広場では自動車や食関連のイベントが繰り広げられ、多くのファンや家族連れでにぎわった。（丹羽恭太）
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