１３日夜打ち上げ 第６４回勝毎花火大会
約２０万人の観覧者を楽しませた昨年の大会（２０１３年８月１３日、金野和彦撮影）
十勝の夏を代表する一大イベント「第６４回勝毎花火大会」（十勝毎日新聞社主催）が、１３日午後７時半から十勝川河川敷特設会場で開かれる。今年は打ち上げエリアを拡大するとともに、巨大な打ち上げセットを初めて用意、音楽とレーザー光線の演出に合わせて大小約２万発の花火が夜空を幻想的に彩る。当日は会場周辺で混雑が予想されるため、特設駐車場と会場付近を直行するシャトルバスの運行や通行規制で混雑の緩和を図る。
■見どころ
プログラムは６部構成。打ち上げエリアの拡大や巨大な足場から立体的に花火を打ち上げるセットを用意し、例年以上に見応えのある花火ショーとなる。
第１部は音更側打ち上げエリアを例年の２倍の幅８００メートルとし、「視界いっぱいに花火が打ち上がる」（同社事業局）。第４部では、海外で最近流行する立体的な打ち上げ手法を初めて実施。高さ３０メートル、幅３４メートルのセットを用意し、上下、左右、斜め方向などに花火を打ち上げる。
第３部は日本の伝統花火が中心。第５部では、音更在住の作曲家福田竜也さんによるオリジナル曲に合わせ、事前に募集したメッセージの一部を紹介。フィナーレを飾る第６部は１３分間にわたって打ち上げを続け、終盤は連続打ち上げられる錦冠（にしきかむろ）が夜空を覆い尽くす。
■来場者の移動制限
大会終了後は「西側一般席」「有料席、特別招待席」「招待席、東側一般席」のエリアごとに移動路を設定、見物客の移動を分散して急激な混雑を緩和する。
西側一般席は満席になり次第、堤防上の有料席境界までの区間にある河川敷への階段が通行禁止に。西側一般席からの退場は、河川敷から西方向に進み、十勝大橋下を通って橋の西側から国道方向へ移動するルートを用意する。「有料席、特別招待席」と「招待席、東側一般席」は、南側市道から国道３８号へ向かう各１ルートを設定。
■シャトルバス
北愛国交流広場（帯広市愛国町）、アグリアリーナ（音更町音更西２線）の両特設駐車場、ＪＲ帯広駅北口から会場付近へ直通する計３路線のシャトルバスを運行する。
北愛国交流広場発着とアグリアリーナ発着の２路線は、往路が午後１時～同４時半に３０分間隔、同４時半～６時半に１５分間隔で運行し、帰路は同９時～同９時４５分まで随時運行。運賃はいずれも大人４００円、小学生以下２００円。
ＪＲ帯広駅北口発着の路線は、往路が午後５時～同７時に１０分間隔、復路は高齢者と障害者、幼児連れ限定で、大通南４特設停留所から午後９時１５分に３台を運行する。運賃は大人２００円、小学生以下１００円。
◆第６４回勝毎花火大会について
・第６４回勝毎花火大会－公式ホームページ
・会場へのアクセス－第６４回勝毎花火大会ホームページ
・特設駐車場・シャトルバスのご案内－第６４回勝毎花火大会ホームページ
・よくあるご質問 FAQ－第６４回勝毎花火大会ホームページ
・第６４回勝毎花火大会ＬＩＶＥ中継－第６４回勝毎花火大会ホームページ
◆特集 第６４回勝毎花火大会
・Chai2014年8月号（勝毎花火大会情報掲載）－株式会社CMC
・64th Kachimai Fireworks OFFICIAL GUIDE 2014－第６４回勝毎花火大会ホームページ
・１３日夜打ち上げ 第６４回勝毎花火大会－十勝毎日新聞電子版（2014/08/10）
・勝毎花火大会 関連記事－十勝毎日新聞電子版
◆十勝“食”観光について
・新・ご当地グルメ特集－十勝毎日新聞電子版
・十勝毎日新聞×釧路新聞コラボ企画 道東ラーメン街道2014－十勝毎日新聞電子版
