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園児伸び伸び 更別どんぐり保育園がウオータースライダー

園庭にできた水路で大はしゃぎで遊ぶ子供たち

 【更別】どんぐり保育園(西山眞理子園長、園児65人)の園庭に、保護者らが手造した、ウオータースライダーも楽しめる水路が誕生した。夏本番を迎えた園庭で、子どもたちが毎日元気に遊んでいる。

 学童保育や子育て支援センターを併設する同園は、年齢の垣根なく「心も体も解放して遊ぶことができる庭」(西山園長)の整備を目指している。

 園庭を“第二保育室”と呼び、職員による「庭プロジェクトチーム」を結成し、保護者らと神奈川県や千葉県などの先進保育所を視察。園児の保護者も勤める地元の建設会社「山内組」(山内信男社長)の無償協力で、これまでに2つの築山(高さ2・5メートル、同1・4メートル)や土管トンネル、地下水をくみ上げる井戸とポンプを設置し、水遊びの環境を整えた。

 ウオータースライダーは、同社が再び協力を申し出て造成。バックフォーを使って長さ50メートル、幅1メートルの水路を堀り、ビニルシートを被せ、築山に造った滑り台に井戸から水を流して完成させた。

 園庭に突然誕生した「川」に園児らも大興奮。夏休みになって学童保育に通う更別小学校の児童も加わり、連日30度を越える気温の中、歓声を上げて水をかけ合い遊んでいる。菅野一真君(5)は「暑い日の水遊びは楽しいよ」と話す。山内組の山内正裕常務も「たくさん遊んでもらえるとやりがいがある」と顔をほころばせている。

 今後のお泊まり会に向けて、西山園長は「五右衛門風呂も造っている」と明かし、園児が伸び伸びと生活できる環境を整えていく。
(小寺泰介)

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