親子で仲良く給食試食会 中札内小
【中札内】中札内小学校(木戸正人校長、児童189人)で2日、1年生(岩佐尚子教諭、同37人)の保護者が給食の様子を見学し、児童と一緒に食べる「試食会」が開かれた。保護者ほぼ全員が参加し、子供たちの給食を体験した。
毎日どのように給食を食べているかを知り、一緒に食べながら食育について考えてもらおうと、PTA役員が管内他地区の実践を参考にしながら発案し、昨年から全学年で実施している。
保護者は給食の準備の様子などを見た後、ポークカレーやマカロニハムサラダを試食。口いっぱいに頬張るわが子の姿に頬笑んだり、子供たちも母親の膝に乗っかって甘えたりと和やかな雰囲気で食事を楽しんだ。
長谷川きずなちゃん(6)は「みんなとの給食は楽しい。カレーは大好きだからいっぱい食べた」と笑顔を見せ、母親の文さん(44)は「家庭と給食は味が違うので、どれくらい食べているか心配だった。しっかり食べていて安心しました」と喜んでいた。
國井嘉治PTA会長(42)は「親子で給食の話題を家庭にも広げられる。PTA活動の仲間を通して、みんなで子供を育てていけたら」と話していた。今後は2~6年生で実施する。
(小寺泰介)