RUN伴 十勝ルートのランナーは101人、米沢市長も
認知症への理解を求め、当事者や家族、支援者らが北海道から広島県までたすきをつなぐ「RUN TOMO-RROW2014(RUN伴=とも)」(NPO法人認知症フレンドシップクラブ、RUN伴2014実行委主催)で、全国縦断の皮切りとなる十勝ルート(帯広-新得間)には15チーム101人がランナーとして参加する。スタート地点の帯広では12日午前6時半、米沢則寿市長ら市役所チームがトップバッターで走る。
RUN伴は2011年にスタート。4回目の今年は初めて十勝がルート入りし、北海道から東北、関東、中部、関西、中国まで過去最長の約2500キロを縦断する。約2200人の参加を見込み、広島には10月26日にゴールする予定。
参加者は認知症への理解を表すオレンジ色のTシャツを着て、複数の人数で一緒に走る。今年のTシャツには「Obihiro to Hiroshima」の文字が入る。走行距離は2歩から可能で、十勝ルート(帯広-新得間の約45キロ)では参加チームがそれぞれ300メートルから8・9キロを走る。
6月30日夜には開西病院で各チーム代表者の顔合わせが行われ、参加者が本番の健闘を誓い合った。RUN伴2014北北海道実行委員会の佐々木政人委員長は「広島までたすきをつなぐための大事なスタートとなる。RUN伴をきっかけに地域に(認知症の理解に向けた)アクションを起こしていければ」と期待する。(澤村真理子)
参加チームは次の通り。
帯広市役所、TEAMあんじゅ音更、チーム帯広市社協、チームOHE病院、チーム帯広AWG、おくら、りらく、芽室けいせい苑、どんぐり帯広応援隊、チーム清水町役場、清水町社会福祉協議会チーム、せせらぎ荘、チームまへら、チームうらら、新得なごみ
◆「RUN TOMO-RROW(RUN伴 “とも” 」について
・認知症の人と家族、支援者たちで1つの襷をつなぎ走るイベント-認知症フレンドシップクラブ公式ホームページ