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サーフスポットにシャチ出現 広尾

サーファー(右手前)の付近を泳ぐシャチ(左奥)=広尾町フンベ海岸、読者提供=

 【広尾】十勝屈指のサーフスポットとして多くの愛好者が詰め掛けている広尾町フンベ海岸(黄金道路=国道336号=沿い)に18日早朝、シャチが出現した。海で波を待っていた複数のサーファーが目撃しており、同海岸ではあまり見られない“珍客”の登場が話題になっている。

 シャチが現れたのは同日午前6時ごろ。現場に居合わせた男性サーファー(31)によると「体の大きさが異なる親子連れのような3頭が近づいて来た」という。特に何もせず通り過ぎたが、同8時ごろにも姿を見せた。広尾サーフィン連盟の佐藤州祐会長は「日高方面ではよく見るが、フンベにシャチが来るのはサーフィン歴20年で初めて」と目を丸くする。

 おびひろ動物園によると、シャチはクジラ目マイルカ科の哺乳類。北海道近海には回遊、定住タイプの両方がいる。ただ、人が行動する範囲まで近づくのは珍しいという。「魚群を追い掛けて入り込んだのではないか」とみている。

 同動物園によると、シャチが人を襲うことはあまりないというが、同連盟は注意を呼び掛けている。(関根弘貴)

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