狩勝高原の桜満喫 新得、桜名所巡り
【新得】町内の桜の名所を巡るツアーが10日に行われた。町内外から参加した39人がバスで町内を回り、ピンク色のトンネルとなった狩勝高原の桜並木などを観賞した。
町名木選考委員会(高橋昭吾委員長)と町教委の主催。町内の名木を知ってもらう企画で、昨年初めて開いた。今年は帯広や清水、幕別、足寄など町外からの参加が多かった。
旧佐幌小の桜など5カ所を訪ねたが、開花の早かった今年は既に葉桜となった場所が多かった。標高の高い狩勝高原旧国道の桜並木(町指定名木、1988年指定)は見事に咲き誇り、参加者は委員の説明を聞きながら並木道を歩いて花をめでていた。
足寄から参加した女性グループは「狩勝高原の桜は今まで知らなかったが素晴らしかった」「場所を覚えたので、他の桜も満開の時期に見に来たい」と話していた。(古川雄介)