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帯広市は500万円 上士幌、池田でも、還付金未払い

 道内自治体で道民税や介護保険料などを納め過ぎた人に対する還付金計算にミスがあり、利息に当たる還付加算金の未払いがあった問題で、帯広市は26日、現時点の未払い金額は市道民税で約500万円に上ることを明らかにした。管内町村でも上士幌町と池田町で未払いがあったことが判明し、その他の町村でもミスがあったかどうか調査を進めている。

 帯広市によると、未払いがあったのは市道民税と国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料、認可保育所保育料。地方税の時効の2008年以降5年分の未払い金額を調べており、現時点で市道民税1400件、約500万円が判明した。その他の対象件数、金額は調査中。

 上士幌町では町道民税で、09~13年度で11件、計3万5400円の未払いが分かった。町民課の綿貫光義課長は「ミスの原因は算定期間の起算日を誤ったこと。年明け早々に対象者へ連絡し、きちんと支払いたい」と話している。池田町は個人住民税と国民保険税で、金額などは調査中。

 その他の町村は、十勝毎日新聞社の取材に対し、足寄、士幌、鹿追の3町が「該当なし」と回答。その他13町村は「調査中」としている。

 この問題は1年以上前から全国の一部自治体で判明していた。07年以前分は地方税法上の時効となる。

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