フクロウグッズを集める横田さん夫妻 まちマイ池田編
フクロウのワインクーラーを手にする益宏さん（左）と、手製の縫いぐるみを持つ豊子さん
フクロウに魅せられた横田益宏さん（７１） 豊子さん（６９）夫妻
町旭町に住む横田さん夫妻は、知る人ぞ知るフクロウグッズのコレクター。自宅横にはログハウス「工房 我楽多」を建て、国内外で収集した１０００点を超えるグッズを納めている。
３０年ほど前、豊子さんがアイヌ刺しゅうの講座に通ったのがきっかけ。アイヌ文様にはアイヌが神とあがめるフクロウをモチーフにした物も多い。調べると、世界各国でフクロウは幸せを呼ぶとされたり賢人の象徴だったりと、動物の中でも特別な存在であることが分かり、興味を引いた。
以来、各地を旅行してはフクロウにまつわる物なら何でも集めるのが共通の趣味に。豊子さんは自分でフェルトの縫いぐるみを作ることもある。「フクロウは絵になって、愛らしくて、見ていると癒やされる」と益宏さん。フクロウたちに囲まれながらワイングラスを傾けるのが２人の至福の時間。（丹羽恭太）
