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ジャズの音色を、ジャズスクール まちマイ広尾編 

熱の入った練習を繰り返す「広尾・ジュニア・ジャズワークショップ」のメンバー

 十勝管内などの小・中学生を対象に旧広尾小学校でおおむね毎月1回開かれているジャズ体験講座「広尾・ジュニア・ジャズワークショップ」。来年の「広尾・ジュニア・ジャズスクール(仮称)」の立ち上げに向け、一歩一歩前進している。

 「札幌・ジュニア・ジャズスクール」を運営する札幌市芸術文化財団が企画し、5月にスタート。町教委が運営協力している。現在のメンバーは10人。初めて楽器を手にした子から中学校の吹奏楽部に所属する子まで、学年も学校も技術レベルもさまざま。講師の札幌市内のプロサックス奏者小野健悟さん(40)とジャズセッションを行っている。

 発足から5カ月。受講生にも変化が表れている。楽器未経験の岡崎風香さん(広尾小3年)は「自分から何かに取り組む子ではなく、どちらかと言えば飽きっぽい性格」(母由美さん)だったが、今では自ら「やりたい」と練習に熱が入っている。

 初舞台は「秋の芸術祭」(11月10日・町児童福祉会館)。ジャズの楽しさをPRし、スクールの充実につなげるつもりだ。問い合わせは町教委(01558・2・0181)へ。(石原秀樹通信員)

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